今回はディナゲスト・ジエノゲスト服用による副作用「鬱」について
です。持田製薬の使用上の注意には、
うつ病又はうつ状態の患者並びにそれらの既往歴のある患者(更年期障害様のうつ症状が現れるおそれがある)
と記載されています。
私は今現在、鬱の症状が出ている状態です。
薬を飲み始める前は生理前のPMSに加え、バセドウ病の症状が合併して辛い精神状態でありましたが、ディナゲスト(ジエノゲスト)を飲み始めてからPMSは落ち着き、バセドウ病も薬で回復したのですが、今度は今までの症状とは違う精神状態が襲ってきているのです。
私自身の感じた、PMS、バセドウ病精神疾患、ホルモン療法(ジエノゲスト)この3つの精神状態を比べてみると以下のようになります。
PMS
・とにかくイライラ
・感情の起伏が激しい
・泣き出す
・怒りがこみ上げる
・キレる
バセドウ病
・疲れやすいので動く気力がない
・常に不安
・思考力の低下
・手が震え色々上手くできない
(不器用になる)
・心臓がバクバクで興奮状態
ホルモン治療
(ジエノゲスト・ディナゲスト)
・無感情
・怒る気力がない
・何も楽しくない
・何も嬉しくない
・生きてる価値がわからない
・欲がない
・まるでロボット
唯一このブログを書いている時だけは、自分の気持ちを整理しながら心と会話して自身を保っていられます。
PMSとバセドウ病が改善されたことで体も随分楽になりました。
ジエノゲストのおかげで激痛からも解放されていますので体は良好です。
しかし、以前は体が辛くても働く意欲や感情もあり外に向けて行動しようという気持ちがあったのですが、体が良好になってようやく動き出せると思っていたのに、今は全くその気持ちがないのです。
眠っている時が一番幸せです。
何も考えずにいられるからでしょう。
死にたいという気持ちというよりは
すでに死んでいるのではないか
という感じです。
今まで幸せだと思えたこと嬉しいとか楽しいとか思ってたことが感じられない、不感症と言いますか、それは結構悲しいことです。
悲しみの感情は強く残っているようです。
私は5〜6年ほど前から好酸球性副鼻腔炎のせいで味覚臭覚障害もあり、味も匂いも感じることができなくなりました。
食べても味が分からない、いい匂いも感じることができない、臭い匂いは嗅がずに済みますが、異臭やガス漏れがあっても気づかないので危険です。
このせいもあって更に生きた心地を感じられていません。
ホルモン治療する前も味覚臭覚障害は出ていましたが行動力はまだ残っていました。
(※2019年現在では臭覚障害は改善しました。)
無気力、無欲、無感情・・・
まるで悟りを開いた僧侶のようです。
このまま出家して尼さんにでもなろうかな・・・。
感情の起伏が激しかった頃は、この敏感な心が嫌だったけど生きてる実感はあったし、欲もありました。
だけどジエノゲストを止めて、またあの激痛生活に戻りたくありません。
かといって心療内科とか精神科とか行って鬱の薬を飲むのも嫌なんです。
バセドウの薬も飲んで、ジエノゲストも飲んで、心まで薬漬けになったら、本当の自分はいなくなってしまうんじゃないかという恐怖です。
ひとかけらしか残ってない自分が本当に抹殺されてしまう気がします。
抜けた歯のように、二度と自分の歯が生えてこないのと一緒です。
もっと自分を信じて、この状態から抜け出してみせます。
私を救えるのは私だけしかいないのだから。
家族にはあまり心配かけたくありませんが、こんな状態の私を見て不安になっているかもしれません。
明るい家庭にできなくて申し訳ないと思っています。
主人や母はこんな私を見て何もしてあげられないことが悔しいと言ってくれます。
でも、以前の怒りっぽい私と今の無気力の私とどちらがマシでしょうね。
この中間になれたらいいのですけどね。
=追記 2019.1.11=
今読み返すと本当に辛かったんだなと涙が出てきます。
今現在、薬が体になじんだのか鬱症状は治まっています。
もともとマイナス思考のプチ鬱気味、PMSなどもありましたので情緒不安定になりやすい気質です。
この頃に比べると、今は情緒も落ち着き、絶望感、無気力、無感情、無欲もなくなり、ほどほどに安定しています。
副作用を乗り越え、今は家族に明るく接することができ痛みからも開放されているので嬉しいです。
薬は長い目でみる必要があるのだと思います。
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・ジエノゲスト200日目 経過報告&その後の鬱について
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